活動内容

フレーベン

施設児童への家庭教師型学習支援

フレーベンは施設児童の自己肯定感の醸成と学力の向上をはかるため、学習支援をとおして社会でみんなで子どもを応援する仕組みを作る事業活動です。活動に参加していただいるボランティアの方には子どもとふれあい信頼関係を構築することを前提としながら、学習支援をとおして子どもの自立を応援していただいています。

フレーベン事業の流れ

STEP 1 想いのある仲間(ボランティア)を集める

「子どもと関わりたい」「支援をしたい」そんな想いを持った仲間を集めるためにボランティア登録説明会を毎月開催しています。
説明会では、児童養護施設の現状やフレーベンの関わり方について説明いたします。
説明会終了後、ボランティア登録を希望される方には登録用紙の記入と写真撮影をお願いしています。
なおボランティアに参加するためにはこの説明会に参加することが必須とさせていただいています。

STEP 2 子どもとボランティアをマッチング

提携している児童養護施設からの依頼に基づき、ボランティア登録者の中から条件の合う方にご連絡をいたします。
マッチングは性別や指導科目、曜日・時間等で行います。条件面等をボランティアの方に再度確認し問題なければ、事務局と一緒に施設に訪問する日時を調整を行います。

STEP 3 施設でのオリエンテーション

事務局とボランティアの方が一緒に対象施設に出向き、施設職員の方から施設や子どもの現状について説明を受けます。
説明終了後、ボランティアの方と子どもが対面し10分程度コミュニケーションをとっていただき(事務局および施設職員もその場には同席します)、子どもも、ボランティアの方も、事務局も、施設の職員も、”4方よし”となった場合のみ学習支援をスタートします。

STEP 4 いよいよ学習支援スタート

学習支援の日程調整等はボランティアと施設が直接やり取りを行います。
ボランティアの方には毎回支援終了後には”ふれあいシート”を記入していただき、学習内容や子どもの様子等を事務局および施設に共有していただき、3者が協力し子どもたちに効果的な支援を実施しています。

実績

平成28年2月より事業活動を実施

ボランティア登録者

のべ60名以上

支援児童数

のべ450名以上

ご利用者様の声

子どもの声

・勉強を教えてくれる日曜日が楽しみになった。
・勉強が楽しいと少し思えるようになった。
・中間テスト(数学)でクラスで2番になれた。
・自分のわからないところを丁寧に真剣に教えてくれて、志望校に合格することができた。

施設職員の声

・学習ボランティアを集める手間や審査が必要なくなった。
・子どもたちが宿題や自学自習をするようになった。
・時間がなく子どもたちの学習サポートができないことが悔しかったことが解決した。

ボランティアの声

・子どもたちとの関わりがすごく勉強になった。いい意味で視野が広がった。
・勉強を教える子と少しずつ会話ができるようになることが嬉しかった。
・教えていた子どもが高校を合格したと聞いて、少しだけ社会の役に立てたと思えた。