(登壇情報)JC群馬ブロックフォーラム

当法人の代表市村がJC群馬ブロック協議会主催フォーラム「DXのその先へ」に登壇させていただきました。

第1部の基調講演はTV等でおなじみの慶應義塾大学大学院教授 岸博幸様より”DX”という難儀なテーマは身近でわかりやすくお話いただき、第2部の群馬県内でDXに取り組んでいる企業の事例ということで、株式会社クライムの金井修社長よりドローンやゲームアプリ等さまざまなDX推進事例の紹介、そして誠に僭越ながら私たち特定非営利活動法人ターサ・エデュケーションの取り組みについてお話させていただきました。

1)学習動画サイトノートムービーズについて 

https://note-movies.com

こちらに掲載されている動画は誰でも無料で視聴することができ、すべての動画は教員免許保有者が作成しております。

このサイトで私たちが目指していることは、公教育の補完です。学校では同内容の授業は1度きりしかされません。一度で理解するあるいは理解できなくても保護者や学習塾等で学び直しの機会がある児童もいれば、保護者が多忙だったり金銭面で学習塾等を利用できない児童もおります。

一度理解できずにつまづいてしまった場合、そうした子どもにとっては学習は辛いものになってしまいます。

そのため 学習動画が子どもたちの学び直しの機会につながり、誰もがつまづいても起き上がれる状態を目指したいと思っております。

2)学習動画を活用した学習支援について

タブレットを活用し、子どもそれぞれが自分の学力にあった学習動画教材を用いて学習を進めていき、わからない点については学習支援員が学習サポートを行う取り組みです。

学力に課題がある子どもたちには個別指導が有効ですが、その場合ボランティアなどの学習支援員を子どもの人数分確保しなくてはなりません。多くのNPOにとってボランティア確保やボランティアマネジメントは頭を悩ます課題であり、この取り組みによってボランティアに左右されない支援を実現することができます。

また 学習動画は子どもの意欲に依存されることから、サポートが存在することにより動画学習の効果も高まります。

DX推進は 事業実施にかかるインプット(人やモノ、金)を小さくできる取り組みであると感じています。その結果 大きく効率化できる仕組みです。今後も効果的な支援のあり方を研究していきたいと思います。

JCの皆さま良い機会をありがとうございました。